Retina(高解像度)ディスプレイって、何なん?その1

まずは、Retinaディスプレイの解説

 

現在、私が使っているPCですが、相当古くMac Proの2010年モデルです。

古いといってもCPUはXeonの6コア。しかも、OS用のHDDをSDDへ交換したことにより、動作はこれと言って不満なし。

しかし、世間は(特にAppleさん)高解像度ディスプレイ(Retina)が大流行。iPhoneiPadだけでなく、いまやMacbook ProiMacまでがRteina仕様。

そこにきて、2017年のiMac Proは私にとっては最大のトピックス。

動作上の不満はないのですが、実際のところ、周辺機器がやや心配な状況でして・・・。

ディスプレイは色々な接続端子があるものの仕様も安定してきており、そう問題はでるものではないのでしょうが、Audio Interfaceは現在、FireWire接続。毎年、毎年、OSアップデートのたびに、Driverが対応するのかと、ハラハラドキドキなんです。

そういことで、そろそろ潮時かな?と、昨年10月頃からiMac Pro導入に向け、27inch 5K Retinaディスプレイの実力とやらを調査して参りました。

(心配のAudio InterfaceはThunderbolt3で、一気に解決しますしね。)

で、調査した結果、ちょっとオイオイということでしたので、その報告を兼ねて、その判断に至った内容を備忘録として記録しておきます。

 

iMac Pro他のRetina 27inch 5Kディスプレイの仕様解像度:5,120 x 2,880

 

横方向の解像度が5,000以上あるから5K(5キロ)と言うことですね。そりゃぁ、それだけあればなんと大きな作業領域(デスクトップ)でしょうとニンマリ。

これは、買いだな。と、思ったのですが、あれ?。27inchに5,120 x 2,880の解像度を収めると、文字の大きさってどれぐらいになるんだろうか?と考えちゃった訳です。

 

そういうことで、結局のところRetinaって、何なん?というお話。

 

この言葉が世に出たのはiPhone3GSからiPhone4へモデルチェンジした時ですね。当時のスペックは、iPhone3GSが3.5inch 解像度320 x 480、iPhone4が3.5inch 解像度640 x 960で4倍になっています。

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同じ大きさ(a)の中にドットが4つ。

この高密度の解像度仕様のディスプレイのことをRetinaって言うそうです。

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ドットが細かい分、滑らかに。

このように当然、見た目は滑らかになりますが、これは画面サイズ(a)を基準にした考え方となります。ここで、解像度を基準(ドットを基準)として考えた場合はどうでしょうか?

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ドット数は同じ、滑らかにはせず、ただ単にドットが小さいディスプレイは・・・。

いかがですか?文字が小さくなりますよね。

では、実際に検討していたAppleさんの27inch 5Kディスプレイはどうなっているのでしょうか?

これは、また次回のお話ということで、その2で詳しく迫ります。

 

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